宿題

各自、適当なダイオード(市販品でも良いですし、研究室にあるものでも良いです)の電流-電圧特性を測定して、解析、考察を行って下さい。何人かの方に発表してもらいます。なお、研究室の素子を測定する場合は、先生の許可を取ること。

発表資料をpdfあるいはpptファイルで用意して、6/1 8:30までに須田宛(suda@nagoya-u.jp)に送って下さい。発表は須田のパソコンを使用します。

前回の勉強会で行った基本解析は最低限行って下さい。

・リニアプロットのI-V

・片対数プロットのI-V

のグラフを作成し

・立ち上がり電圧

・直列抵抗

・理想因子(n値)

・順方向の片対数プロットを外挿して得た逆方向飽和電流

・逆方向から得た逆方向飽和電流

をパラメータを抽出て下さい。n値の正確な議論のためには、測定時の温度(室温)が必要ですね。

以上を行った上で、市販品の場合は、上記の結果からダイオードの種類・構造について推測して下さい。研究室のダイオードの場合は、構造は分かっているので、その構造に対して妥当な結果になっているかを考察。

上記に加え、何かワンポイント自分なりの独自の追加の測定・解析と考察をして下さい。どんなものでも良いですが、思いつかない人は、逆方向の大きい電圧(数十V)まで測定してその結果を考察する、あるいは、非常に小さい電圧範囲(プラスマイナス100mV)を非常に細かく測定して解析するなどしてみたら良いでしょう。